色々と調べていくうちに複利効果のすばらしさに気づくかと思います。
ただ同時にもやもやする事が出てくるかと思います。
そのもやもやをどのように解決していけばいいのでしょうか。
結論として。
複利効果を最大限に利かせる為には人生の前半にどれだけ資金を運用に回すかにかかります。
ただ現在使うお金の方が価値があるのでそのバランスを各自持つことが重要となります。
- 複利のちから。
- もやもやのポイント。
- バランスりょく。
1 複利のちから。
複利の効果を理解していくと、いかに人生の前半戦で株式に入れ込んでいく事が重要かわかります。
例えば現実では至難の業ですが一例として。
30才で2000万円投資信託に入金するとします。
年利3%で運用した場合。
また単利と複利の比較となるので引かれる税金を無い物とさせていただきます。
60才時点で単利は5700万円。
複利は7200万円。
1500万円差額が生まれます。
この1500万円の差額が複利の効果となります。
これはいかに早く株式に入れ込むかが勝負となります。
ただ株式相場はアップダウンが必ずありそれは人間が呼吸する事と同じくらい自然な事です。
自分のメンタルの為にも分散しながら着実に進めていきましょう。
2 もやもやのポイント。
早めに入れる事は分かった。
しかしもやもやしてきます。
もやもやするポイントは子供がいる方がこの壁に当たります。
それは資金です。
学費などの経費を抜いて考えた場合に幼稚園から小学生は家族で一緒にいる期間が多いです。
子供たちに経験させたり一緒に旅行をしたりと貯める事以上に価値がある期間となります。
逆にこの期間を逃すと一緒に経験する事は少なくなります。
この価値ある期間と複利の効果が比例しない。
子供達にお金を使う方が価値を感じます。
せめて小学生までは無邪気な経験をさせたいです。
3 バランスりょく。
そこでバランスりょくです。
本当は全額株式に入れたい気持ちですが、現実問題もっと大切な事を取りこぼしてしまったり急な支出が発生する可能性もあります。
一番いいのは収入を大きく上げる事ですが子供との時間を考えた場合子供が生まれてから子供が忙しくなる12年間が夢のようなゴールデンタイムなのでこの12年間は時間の確保を優先したいところです。
ただもらったお金を全額ゴールデンタイムに使ってしまうと複利効果はあまり発揮できませんのでここで重要なポイントは比率で管理する事です。
この比率は人それぞれ価値観により全く違いますので自分の価値観をじっくりと考えた上で毎月のレベルに落とし込んで何%株式にいくら現金を手元に残すのかを自分の戦略を立てて進んで行きましょう。
余談ですが毎月お財布の中身は3000円です。余談です・・・。(笑)
まとめ。
複利効果を考えた場合、人生のうち出来る限り前半戦から資産運用を始めていく事で効果が高まります。
同時に入金力も加わる事でさらに効果は加速度的に上がっていきます。
しかしながらここで問題として、子供がいる場合一緒にいる時間と親を求める厚みのある時間を小学生までとするとおよそ12年間になります。
この12年間で考える事は、子供との時間を作りいかに楽しむか。
お金を使う事が目的では無く使わなく楽しむ事も出来ますが、子供がやりたいと思う事や挑戦する事もお金がかかる場合もあります。
また時間を作る為には定時退社も必要な場合もあるのでいかに残業に頼らない生活をする事も重要なポイントです。
そうなったときメリハリをつけながら幼稚園から小学生にかけてかけがえのない時間に資金を厚くすることも重要となっていきます。
ここを考えると先を見据えた資産運用と現在使うお金のバランスを自分自身しっかりと計画を立てる事が重要となります。
また人生の中で学費と老後資金を抜いた場合一番お金をかける価値がある期間が小学生までの期間といえます。
この落としどころを常に考えながら調整していきましょう。
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