持家と賃貸のポジション。

一つの考え方

早期リタイアが流行っている昨今、1億円目指す人または3000万円を目指す人またはもらったらすべて使うという考え方とさまざま。

今回は持家と賃貸に焦点をあてて考えてみます。

結論として

持家の場合はリフォームなどを考慮に入れた上で個人差はありますがおよそ3000万程度あれば十分。

賃貸の方は早期リタイアで1億目指す形が最も理想。

よって持家なのか賃貸なのかで状況が変わります。

  1. 持家の場合。
  2. 賃貸の場合。
  3. 寿命が尽きる時の貯蓄額。

1 持家の場合。

持家の場合人生の前半戦に支出額が厚くなる傾向になります。

住宅を購入する際、頭金など支出が多い反面、後半に入りローンが終わる時点で支出が大きく減少。

デメリットは前半戦で貯蓄がしづらい傾向にあります。

またメリットはローン返済が終わると1か月あたりの支出が下がる。

よってセミリタイア向き。

早期リタイアを目指すと前半に支出が増える分負荷がかかりやすい事、
またローン終了後資産に厚みが出すぎる傾向にあるので
効率からみると早期リタイアはどちらかというと非効率。

2 賃貸の場合。

賃貸の場合頭金などが無いが寿命が尽きるまで家賃の支払いがある。

メリットは前半からの資産形成がしやすい。

デメリットは家賃の支払いが後半戦まである事。

なので若いうちに大きな資産を作り、どちらかというと早期リタイアに向いている。

前半戦で1億稼いでしまい経済的自立を達成させてしまう事が効率的です。

3 寿命が尽きる時の貯蓄額。

持家と賃貸では真逆の性質があるのでそこを理解した上で資産形成をすると良いかと思います。

賃貸なら早い段階で大きな資産を作り、持家の場合は老後の時点である程度の資産で良い。

持ちすぎても使いきれず終わってしまう可能性が大きいのでバランスが重要となります。

持家と賃貸とではポジションが違います。
貯めななさすぎも貯めすぎも効率が悪いので自分にあった資産形成をしていきたいものです。

まとめ

賃貸と持家では資産形成の面で真逆の性質を持っています。

賃貸は支出が平準化されていますが、持家は前半支出過多、中盤平準化、後半支出縮小

よって資産形成も合わせる方が効率的です。

賃貸ならば前半戦で資産を形成し早期リタイア向きかと思います。

その理由は、前半戦で大きな資産を作り後半戦まで支出額が変わらないので効率的です。

持家の場合は後半戦でローン支払いが終了するので後半戦支出が激減します。

よってセミリタイア程度の資産で十分です。

自分達が最終どのような老後を迎えるかを一度考え資産形成に取り組むことが需要です。

ここが基本となりそこからインフレや利息と自分の収入や支出など個人のポジションに落とし込んでいくと良いです。
また他人に合わせず自分の資産形成を心掛けると良いでしょう

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