今から投資を始める人、すでに始めている人そして近い将来始めようと考えている人、
今後も絶対に投資を行わないなど考え方は千差万別。
投資を行うか行わないか人それぞれだと思います。
ただし投資・保険・貯金の区分がざっくりと理解した上で
「自分自身で考え決断を行い」行うべきか行わないべきか判断していく事が必要だと思います。
そこで投資・保険・貯金とは何なのか。ざっくりと分けてみましょう。
結論として。
投資は「お金を増やす行為」。
保険は「万が一に備えるもの」
貯金は銀行に預けているので「間接的に円建て100%投資を行っている」事です。
投資も含め将来に備えるならば、「投資・保険・貯金」か
投資をしない選択ならば「保険・貯金」と戦略が全く異なります。
この3つの区分を頭の中でイメージした上で自分自身どう行動するかが重要です。
それではどうすればよいのか。
- 投資とは。
- 保険とは。
- 貯金とは。
1・投資とは。
投資とは資産を増やす為の行為です。
株式で言うと自分の資産を応援したい企業の株を購入して
その会社の株主になり一緒に成長していくイメージです。
企業の業績が良い時もあれば悪い時もあります。
企業の業績によって株主として「配当金」がもらえます。
その他、株を買う際「取得単価」というものがあります。
これは自分が買ったときの価格になります。
自分が買った価格より価値が上がる時もあれば下がる時もあります。
株を始めたばかりの方はこの価格のアップダウンはストレスになることが多いので
投資は少額からゆっくりスタートして
リスクを自分のなかで許せるレベルの許容範囲を見つけましょう。
安全を考え少額から「長期積立投資」をすること、
一つの企業すべて投資せずいろんな企業に「分散投資」をする。
おすすめとしてはプロに運用を任せ分散投資が出来きてまた手数料も低い
「投資信託のインデックスファンド」がおすすめ。
また税金も毎年払うのは無駄なのでまずは積立NISAを活用しましょう。
少額から始めコツコツと知識と経験を積み許容範囲を拡大していきましょう。
2・保険とは。
万が一の時に守ってくれる最低限のお守りレベルで考えましょう。
投資をしていない方で真剣に貯蓄を考える人ほど
保険で増やそうと考えてしまう場合がありますが
一度「自分で投資」を始めれば「増やす」行為は投資が効率的だと理解できるかと思います。
例えば車の運転で重大事故を起こしてしまった場合
支払いの面で自分の責任の範囲を超えてしまう場合があります。
その時のお守りが「自動車保険」だったり
その他「年金」も保険ですのでそれ以上それ以下でもなく最低限のお守りとして考えておく方が良いでしょう。
年金で生活をするというよりも
「年金+無理の無い労働」や「年金+配当金」・「年金+貯金」
というようにセットで考えるとよいでしょう。
番外編として保険の積立。
保険会社も投資を行っています。保険積立は保険会社が
個人に代わり運用してくれているイメージになります。
なので「間接的に資産運用を行っている状況」となります。
リスクが少ないのがメリットですが
その分保険会社がリスクを取るので「利益」を保険会社がもらい、
利益の一部が契約者がもらう流れとなります。
運用を任せ「安心感」を買っていると考えると分かりやすいと思います。
3・貯金とは。
貯金は銀行貯金やタンス貯金。
投資目線だと間接的になりますが「日本円に100%投資」している集中投資のようなもの。
メリットは100万円銀行に預けていればそのまま100万円でわずかながらプラスの利息が入る。
デメリットは、物価の影響を100%食らってしまうので1年経つたびに価値が下がる。
例えば現在1万円出せば買えるものが、5年後には1万円で買えなくなってしまう。
昔は自動販売機で100円で買えたのに今は150円でないと買えない。
物の値段が上昇する=物価上昇
「お金の価値」で見ると、現在の100万円の価値と10年後の100万円の価値は異なる。
現在の貯金額は10年後価値が下がるという事。
これが貯金のデメリットインフレリスクになります。
・長期投資をしている人はコツコツ貯める方が多いので
資産が大きくなるにつれ「インフレ」や「集中投資」は
安全の為に避ける傾向にあるのかと考えられます。
もし出来るならばこの現金積立では無く積立NISAにする事が
出来るならそちらの方が効率的です。
まとめ
区分を大まかでいいので「メリット」と「デメリット」を把握した上で
投資を行うか行わないかを決めるとよい。
誰かに全て任せよう!は避けましょう。
任せようと思った時点で中間マージンが発生しその際どうしても「手数料」が発生します。
最終的に資産の味付けするのは「自分次第」になります。
他人の意見や情報に振り回されず自分の「軸」を持つことが重要になります。
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