「結論」として。
1人1人考え方は自由なので「必要と不要」はひとそれぞれなので自分次第です。
お金は「今」使うべきだったり「今」を楽しむべきも正解です。
欲しい物が車という場合でも好きな車に今現在乗っていた方が「心の豊さ」として価値が高いという考えや、今日という日は「今」しかなく我慢をしてる時間がもったいないという考えもさまざまあるでしょう。
はたまた「投資は必要じゃないのかな・・・。」と考えられている方にとっては「必要」となるのではないでしょうか。
将来のイベント事、結婚や家の購入、教育費また老後などイベント盛りだくさんですが、支出の高いイベントに対してシミュレーションが0だと「将来資金への不安」が発生してしまいます。
将来「分母の大きい支出」がいくらかかるのかを事前に押さえておく事でそのイベントをいかに楽しめるかという点ではとても重要なことだと思います。
自分の資産に対して「今」比重をどのくらい置くのか、また「未来」に対して少し比重を移すのか自分の中のバランスを考えて自ら行動を起こす事が重要です。
投資をすることで何が変わるのか。
- 行動することで不安が減る。
- 投資を実行する行動力からの視野の拡大。
- 一点集中のリスクの分散が出来る。
①行動することで不安が減る。
・投資(資産運用)は資金の積立てを行う事なので将来の備えのお金が徐々に増えていきます。
資金の不安がある場合人生起こるであろうイベントを人生の最後から順を追って解決していくと不安が解消していきます。
老後に「年金だけでやっていけるだろうか」という不安の場合は、65才時点の年金を受け取る月額のお金をまず算出し、年金額はいくらもらえるのか把握する。
月額年金額-月額支出額=月額不足分
この月額不足分を出したらあとは自分の生きる年数を考える。
ここでは65才から90才の25年と仮説して。
月額不足分×12か月×25年=25年間の不足分。
25年の不足分が例えば1000万円だった場合長期的な資産運用で1000万を月換算で割り、コツコツ積立てる事で不安が1つ解消されます。
この例では
1000万÷25年÷12か月=3万3千円月当たり3万3千円積立を行えばOK。
経験上ここの金額が見えるだけで、タバコ、昼食、休憩中のコーヒー、コンビニでの衝動買い、
税金、保険、通信費、など必要と不必要が見えてくるのでいかに早い時期から切り込めるかが重要かと思います。
② 投資を実行する行動力からの視野の拡大。
・資産運用を行うと不思議と視野が広がていきます。
私の場合老後資金の不安から「積立NISA」や「iDeCo」を始め、「増えなくても貯金出来たらそれでOK!」と思っていました。
始める時はこのようなスタートでも大きな1歩だと思います。
自分の身銭でお金で運用を行うので誰に言われるわけでもなく情報収集をするようになり全くわからないニュースを毎日見ていくうちに半年ほど経つと全体の視野が広がってくるのが実感してきます。
例えば「リスク」だとしたら始めは損をするという「リスク」概念だったのが「投資をしないリスク」だったり「早めに投資を始められない事がリスク」だったり「現金貯金だけからのインフレリスク」「複利という概念が無い事からのリスク」などなど。
また行動すればするほど新たな知識から新たな発想まで生まれてくると思います。
これは大きな副産物と言えるでしょう。
③一点集中のリスクが分散できる。
リスク分散は上記でも書いた通り日本では、「預金のみのリスク」が高いかと思います。
5年程度ならばそれほど気にするほどのことではありませんが、30年間「全額預金」のみではインフレに対して資産の目減りリスクが高いと思われます。
分かりやすく考えると、例えば現在の100万円と30年後の100万円では買えるものは現在と比べ大きく減ります。
身近な食品で考えると分かりやすいので例えるならば飲料、カップ麺、菓子。
数年前に比べると物の値段は、上昇していたり、価格は同じでも内容量が減っている。
また石油の価格が上がてしまえば運送の費用だったり製造のコストであったりと物の値段は上がり、また世界的に人口が増えれば食料の面で需要が上がるので食べ物の値段も上がるかもしれません。
そのように考えたとき今日の100万円でこれだけ買えたのに30年後の100万円は物価が上がる分同じ価値ではないので「リスク」の一つと考えられます。
よって「現金貯金」「株式」「不動産」「金など」に分散させておく事が重要だと考えられます。
ここでのポイントは、現金、株式、不動産、金や仮想通貨などかたよる事無く投資対象を分散させる。
かたよりが出ている場合はリスクも高い。
「現金」のみでは利息も低くチャンスリスクとインフレリスク有。
「株式」や「不動産」にかたよりがあると暴落時のリスク。
「金」や「仮想通貨」も株式と違い配当金も生まないので景気がいい時にそれだけでは。
それも株式と比べチャンスロス。
よって偏りがでないような「分散投資」がおすすめです。
但し「投資信託」などで心配だから「資産分散型」を買う場合は「手数料」の無駄が発生するので気を付けましょう。
必ず商品の「メリット」「デメリット」を把握したうえで時間はたっぷりあるので慌てずに調べていきましょう。
相場は常に上下繰り返していますので上昇してもしばらくすれば下がりまた下がればまた上昇するので慌てなくて大丈夫です。
ゆっくりゆっくりと構えることが 重要です。
投資をする際のポイント。
- 長期的運用。
- 自己責任で行う。
- 今を楽しむ。
① 長期的運用
開始するのはいつからでも大丈夫ですが年齢が若ければ若いほど、目標金額に達するのが年齢的に早いので有利と言えます。
長期で運用する際にお金を増やす観点から考えると「手数料」や「税金」が増やす力を弱めてしまいます。
(綱引きをイメージすると分かりやすいと思います。)
よって手数料が低い「インデックスファンド」がおすすめです。
税金対策としては「積立NISA」を活用する。
この軸が出来たら次に自分でこれから先伸びそうなファンドを選ぶ。
例えば米国株式か全世界株式。最後に「再配当」にして複利効果を狙う。
株式相場は常に「上下」を繰り返すので「メンタル」が重要だと感じます。
自分なりの無理のない金額で投資を忘れてしまうくらいの距離感、心地良い距離感がベストだと思います。
②自己責任で行う。
・自己責任は言葉の通りで人の意見は取り入れたとしても最終的に自分の判断で決めて実行することがかなり重要です。
投資を始めると自分のお金を使う事になるので真剣になり驚くほど頭に情報が吸収していきます。
情報が「知識」となり行動が「経験」となり
「知識」+「経験」=「成長」感覚的には
「知識」×「経験」=「大きな成長」くらいのレベルで
変化することを実感すると思います。
ただし「他人の責任にしてしまう」と次のステージすなわち成長につながらないと感じます。
失敗から次の対策を考え次はこうしてみるかと失敗の種から成功の素が生まれ、
他人任せにしない事が利益を生む種だったりします。
自己責任で行動することが一番の財産なのかもしれません。
③今を楽しむ。
どのステージにいたとしても今日という日を一番楽しく過ごすことが一番だと思います。
浪費ばかりで一歩を踏み出せなかったり、投資に興味はあるが怖くて貯金だけになり一歩を踏み出せない投資をしているが現金の比率が大きく株式の比率が低く非効率だと感じたり、逆に現金比率が低く株式につぎ込み過ぎて寝れない。
または運用に力を入れ過ぎて普段の生活が必要以上節約しすぎて今を楽しめていないなど人によってさまざまだと思いますがベストなマインドは個々で違うので自分が心地よいポジジョンを見つける事が重要だと思います。
まとめ
「投資」は重要かどうか。
個々で答えは全く違いますが、限られた一度の人生なので「今日を思いっきり楽しむ」為に先を見据えて行動し素敵な人生が送れれば最高ではないでしょうか。
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